金融庁講演オンラインセミナー開催レポート

マネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融対策の現状と課題

セミナー概要

●開催日:2023年10月12日(木)

金融庁が2023年6月30日に公表した「マネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融対策の現状と課題」をベースに、国内金融機関に求められているマネロン・テロ資金供与対策の動向や金融庁の取組等について解説するオンラインセミナーを開催いたしました。

金融機関のマネー・ローンダリング対策関係者の方を中心に100名以上に参加いただきました。このうち半数以上はリーダー・推進者の立場の方で、講演のほか参加者と講師の間でQ&Aも実施され盛況でした。

講師

金融庁総合政策局リスク分析総括課マネーローンダリング・テロ資金供与対策企画室長
齋藤 豊 氏

参加者内訳

業種別

部署別

参加者の立場別

Q&Aセッション

講演の最後にQ&Aセッションを設け、参加者からの質問に対し、齋藤室長よりご回答いただきました。

(質問)

①特殊詐欺やサイバー犯罪をリアルタイムで検知し防止する有効な取り組みについて

②ガイドラインの「対応が求められる事項」のうち、金融機関が対応に苦慮していると思われる項目について

③ガイドラインの「対応を求める事項」の対応期限後の対応について

④曖昧照合で目指すべき基準について

⑤法人または法的取極めの実質的支配者にかかる確認について

講演内容サマリー

1.我が国のマネロン等対策の取組

2.マネロン等対策において経営陣に求められる役割

3.Q&Aセッション

参加者の声(参加者アンケートより一部抜粋)

・ガイドライン対応期限に対する当局の考えが理解できました。(銀行)

・当局の対応方針について理解が進みました。(保険)

・Q&Aセッションがたいへん参考になりました。(保険)