暗号資産犯罪・AMLに関するレポートのご紹介

CipherTrace社が2022年10月に暗号資産犯罪及びAML(マネーロンダリング対策)にフォーカスしたレポートを公開しました。
ダウンロードは以下リンク先より可能となっています。※ レポートの提供は終了いたしました。

  • https://ciphertrace.com/crime-and-anti-money-laundering-report-october-2022/

本レポートでは主に2022年に発生したハッキングやその他主要なトピック、AMLにおいて地域および国レベルでの活動を詳細に分析し、主要な規制の更新や法執行の取り組み等に焦点を当てています。

具体的には以下のような内容で構成されています。

  • 主要なハッキング事件
  • ステーブルコイン「UST/LUNA」の崩壊
  • 各地域や国における暗号資産に関する取り組み
  • 世界的な規制の変化

主要なハッキング事件

2022年に発生したハッキング事件としてRonin and AxieやBeanstalk、その他も含めて主要な事例について記載されています。CipherTrace社の調査によると、ハッキング事件等は4月と6月に活発化しており、5月は減少期であったと指摘されています。また、レポートによると2021年と2022年(第1四半期まで)のDeFiハッキングのトップ10は24億ドルを占めていたとのことです。

ステーブルコイン「UST/LUNA」の崩壊

2022年5月頃に発生したUSTとLUNAの崩壊に関する内容が記載されています。USTとLUNAの通貨としての特徴や価格が暴落した背景等の内容が含まれています。USTは85%、LUNAは99.9%の暴落が発生しており、当時の価格遷移に関してもグラフよりご確認いただけます。

各地域や国における暗号資産に関する取り組み

APAC(アジア太平洋)、LATAM(ラテンアメリカ)、non-LATAM(北アメリカ)、EMEA(ヨーロッパ・中東及びアフリカ)の地域別に各国での規制の更新や法執行の取り組み等における内容が記載されています。また、各国におけるVASPのKYC実施状況等におけるデータも提供されています。

世界的な規制の変化

FATFやBCBSなどにおいて発行されたレポートや報告書に関する情報が記載されています。こちらよりそれぞれの詳細リンクも取得いただけます。

本レポートに関する内容は以上となりますが、CipherTrace社ではその他にも暗号資産業界に関連する動向や詳細に関するレポート等を定期的に発信しています。もしご興味やご関心等ございましたら、以下よりご確認くださいませ。

  • https://ciphertrace.com/blog/